お急ぎでも大丈夫!喜寿祝いギフト

喜寿祝いのプレゼントをゆっくり探していると、その納期が数週間後で大幅に77歳の誕生日を過ぎてしまって困った経験を持つ人も多いはずです。なるべく1日でも早く届けてほしいという場合に、業者によっては翌日に商品が届くもの、1週間後に届くものなど色々と用意されています。とはいえ、既製品をただプレゼントするのは少し気が引けるということもあります。

その場合におすすめなのが名前入りの時計です。掛け時計として使用することができ、時計の文字盤の下のスペースにメッセージを入れることができます。まず時計の文字盤に描かれるデザインを選ぶことになります。そして、それを選ぶとデザインに合わせた設定されている文字数にメッセージや名前を書き込みます。シンプルに思いを伝える場合や、病気がちでエールを送りたい場合など多少の長文でも対応できるようになっています。翌日に発送される分、値段はある程度高くつきますが、それでも手元にすぐ届くだけでなく、世界にひとつだけのオリジナル時計を喜寿祝いに手渡すことが可能です。

例えば、時計に刻む言葉やデザインを孫に任せる、喜寿祝いをしたい両親、もしくは祖父母を観察し、この言葉を贈りたいというものを直前まで考えたいといった時などに注文を出し、翌日に発送してもらえれば気持ちがダイレクトに届くことになります。熱い思い、気持ちを熱いままに届けることのできる喜寿祝いのギフトとして多くの人に注目されています。

古希祝いの人気のプレゼント

古稀とは長寿の祝いとされる一つです。
年齢でいうと70歳で、お祝いの色は紫色とされています。
古稀のお祝いにプレゼントをと考えている時、人気のプレゼントはどんなものがあるのでしょうか。
まずは巷でじわじわ人気が出てきている花なまえの詩です。
どんなものかというと、大切な方のお名前を引用して詩を作り、お祝いの主役の方を中心にオリジナルキャラクターなどを描いた額絵になります。
明るい雰囲気、優しい絵のタッチなので気持ちもほっこり温まります。
何度見ても笑顔があふれるような、そんな額絵を古稀のお祝いプレゼントにもってこいです。
その他、古稀の方のお名前や、誕生日などを入れたワイングラスやグラス、写真立てなども人気のプレゼントとなっています。
お酒やワインを飲む方にはもってこいなグラス。これで飲むお酒は最高においしいと感じるはず。
写真立てなら、古稀を祝った際に家族写真を撮ってそれを現像して飾っておくのにピッタリです。
さらに人気があるのが各地のおいしい食べ物を贈ることです。
日本のおいしい食べ物が掲載されたカタログギフトを贈り、そこから本人が好きなものを選んでもらいます。
全国各地のおいしい食材や伝統の味わいを選んでいただけます。
包装紙はきれいなアジサイ色の風呂敷を選ぶこともでき、古稀の贈り物に最適です。
このように人気のあるプレゼントをあげましたが、贈る方の気持ちが籠っているものであれば何を贈っても喜んでもらえるでしょう。

ビール

アルコール飲料の一種。主に大麦を発芽させた麦芽をビール酵母でアルコール発酵させて作る製法が一般的です。
現在は炭酸の清涼感とホップの苦みを特徴とするラガー、特にピルスナーが主流となっていますが、ラガーはビールの歴史の中では比較的新参で、ラガー以外にもエールなどのさまざまな種類のビールが世界で飲まれています。
漢字では麦酒(ばくしゅ)と表記されますが、日本では昭和時代初期まで麦で作った甘酒を麦酒(むぎざけ)と呼んでいたことがあるので混同に注意する必要があります。

《原料》
主な原料は水、麦芽などのデンプン源、ビール酵母、ホップなどの香味料です。多くの場合、大麦の麦芽を主原料とし、副原料としてアサ科のホップやトウモロコシ、米、砂糖等が使われます。
特にこれらの副原料は大麦麦芽の安価な代替物として使用されることがあります。また小麦やライ麦の麦芽でも製造は可能です。
アフリカではアワ、ソルガム、キャッサバの根が、ブラジルではジャガイモ、メキシコではリュウゼツランがデンプン源として使われています。

●水
ビールの主成分は水です。
地方によって水に含まれているミネラル組成は異なるため、各地方で製造するのに水に最も適したビールも異なり、地方ごとの特色が現れます。

●糖質原料
ビールのデンプン源に何を使用するかで、その濃さや風味が左右されます。
暗色の麦芽からは暗色のビールが製造されます。
最も一般的なデンプン源は麦芽で、大部分のビールには大麦の麦芽が使われています。
麦芽の製法は種子に水と空気を与えて発芽させ、発酵過程に入る前に麦芽の成長を止めるため窯内で乾燥焙煎させます。
その後、幼根を取り除いたものが麦芽です。
種子が麦芽になることによって、デンプンを発酵性の糖に変える酵素が生産されます。
多くのビールにはオオムギの麦芽が使用されています。オオムギは発芽力が強くて皮が薄く、でんぷん質が多くて窒素量の少ないものが原料として優れています。

●ホップ
現在、商業用に生産されているビールのほとんど全てには風味付けとしてホップが使われています。
ホップは和名をセイヨウカラハナソウというつる性植物ですが、その花はビール製造において風味付けと保存性を高める機能を持っています。
もともとドイツ、ヴェストハーレン地方のコルヴァイ修道院のようなビール醸造所で西暦822年から使用されていました。
しかしビールに使用するための大量栽培が開始されたのは13世紀になってからです。
13世紀から16世紀までの間ホップは最も主要な香味料として使われるようになっていきました。
ホップは、麦芽の甘みと調和のとれた苦味をビールに与え、また花や柑橘系、ハーブのような香りをビールに与えてくれます。
ホップには抗生物効果があり、ビール醸造に寄与しない微生物を抑え、ビール酵母が有利に働く環境を整える効果があります。
他にも泡持ちの長さに寄与し、保存力を高める効果があります。

●ビール酵母
ビール酵母は穀類から引き出した糖を代謝し、エタノールと炭酸ガスを生産します。
酵母の働きによって麦芽汁がビールになりますし、ビールの個性、味わいにも影響を与えます。

●清澄剤
清澄剤は濁り物質を凝集させて沈殿除去する働きのある物質です。
製造直後のビールにタンパク質の濁りが見られる時、醸造所によっては1種類あるいはそれ以上の清澄剤が添加されることがあります。
この操作によって澄んだビールを作ることが出来るのです。
ビールに使用される清澄剤の例としてはアイシングラス、アイリッシュモス、κ-カラギーナン、ポリクラール、ゼラチンなどです。
もしラベルなどに「菜食主義者向け」といったことが記されていたなら、そのビールには動物性のゼラチンが使われておらず、海藻や人工の添加物で澄ませているという意味です。

《作り方》
ビール醸造所のことをブルワリーといいます。
法律などで制限されていない限り家庭でもビールの醸造は可能で、ビールの歴史の中ではそのようなビールもたくさん作られて来ました。
家庭内で消費するため非営利的にビールなどを醸造することを自家醸造と言います。
日本では、免許を持たない人がアルコール度数1%以上の酒類を醸造することは禁じられています。
自家醸造用の道具を売り買いすることは可能ですが、きちんと法律の範囲内で醸造するかどうかは使用者に委ねられています。
醸造過程で果汁などを添加したフルーツビールや、香辛料を添加したスパイスビールなどもヨーロッパではポピュラーですが、日本の法律上はビールではなく発泡酒扱いとなります。

●麦芽粉砕
ビールの醸造の最初の工程は、デンプン源と温水を使った麦芽汁づくりです。
普通デンプン源には大麦麦芽が使用されます。
麦芽はダスト・異物を除去した後、糖化・ろ過に適した大きさに粉砕されます。
胚乳部は糖化しやすいように細かく粉砕します。
一方、殻皮部は麦汁濾過工程で濾膜を形成させるためになるべく形を残すようにしなければなりません。
ただし濾膜形成の必要ない加圧式の濾過方法を用いる場合は麦芽全部が細かく粉砕されます。
粉砕した麦芽のことをグリストといいます。
グリストはマッシュタンと呼ばれる容器の中で温水と混合されます。
グリストを浸す温水のことをリキュールといい、グリストと温水の混合物のことをマッシュといいます。

●糖化
グリストとリキュールが混合されると、麦芽に含まれるデンプンなどの多糖類や可溶性タンパク質が溶け出します。
多糖類は麦芽のもつ酵素により可溶化し、分解され低分子の麦芽糖が生み出されます。
この多糖類の分解のことを糖化といいます。
マッシュの煮沸によって酵素は失活しますが、でんぷん質が溶解し糖化が進みやすくなります。
糖化が終了したマッシュからは穀物粒などの固形物が取り除かれ、発酵性の麦汁が回収されます。
現在行われている醸造ではより細かいグリストまで分離できるフィルターフレームが使用されることが多いです。
穀物粒はスパージングという操作で湯洗浄し、さらに多くの麦汁を回収します。
麦汁とスパージングで加えられた湯の混合物から、穀物粒を濾過によって分離します。

●煮沸
麦汁は湯沸し器やコッパーと呼ばれる容器に集められ、1時間程度煮沸されます。
煮沸によって麦汁中の水分が蒸発し、糖類を初めとする溶質が濃縮されて残り、同時に糖化段階から麦汁に残留した酵素を失活させます。
煮沸にはその他にも殺菌、タンパク質の凝固、色度の上昇、pHの低下、不快な香気成分の分解・飛散、などが起こります。
また、煮沸中にホップを添加します。
ホップを煮沸することで、ホップ中のフムロンが異性化し、イソフムロンになることで苦味が強まります。
煮沸時間が長いほど苦味が強くなりますが、ホップそのものの風味や香気は弱くなります。

●冷却
煮沸の終了した麦汁は、酵母による発酵の準備のため冷却され、このとき溶解度が下がってタンパク質やポリフェノールが凝固します。
醸造所によってはホップで処理した麦汁をさらにホップバックに通します。
ホップバックはホップを満たした容器で、風味付けをしたりフィルターの機能を果たしたりします。
しかし多くの醸造所ではホップバックを使わず、単純に発酵槽で麦汁を冷却します。
その後酵母の増殖に必要な酸素を供給するため、冷却された麦汁に無菌空気が通されます。

●発酵
空気を通された発酵槽中の麦汁には酵母が添加され、酵母が出芽を開始すると発酵が始まります。
発酵熱の発生により液温が上昇するので、冷却により発酵温度をコントロールする必要があります。
発酵に必要な時間は酵母の種類やビールの濃さによって変わってきます。
発酵が終了した液を若ビールと呼びます。
アルコール発酵に加え、麦汁内の微粒子が沈降するため一度発酵の終了した若ビールは清澄します。
発酵は一次発酵(主発酵)と二次発酵(熟成)の二段階で行われることがあります。
アルコール類は殆ど一次発酵で生成されています。
その発酵液は新しい容器に移され、熟成されます。
熟成はパッケージングまでに時間を置く必要がある場合、さらなる清澄化が必要な場合に行います。
若ビールにはジアセチル前駆体、アセトアルデヒド、硫化水素などの未熟成物質が含まれます。
熟成過程では残存物質のさらなる発酵が進み、これらの物質が分解され、発酵によって発生する炭酸ガスによって液外に運び出されます。
混濁の原因となるタンパク質は、温度を+1~-1 ℃程度に下げることにより析出し、一部の酵母とともに沈降します。
熟成の終了したビールは濾過され、またシリカゲルによってタンパク質を吸着させて製品工程に送られます。
熟成後に酵母の活動を抑えるため、60度前後に加熱する低温殺菌が行われます。
この熱処理を行わず、特殊な濾過装置で酵母を取り除くビールがいわゆる生ビールです。
ただしこの呼称は日本の基準によるものであり、国によって基準は異なります。また酵母を完全に取り除かないビールもあります。

《保存方法》
ビールは酒としては味が変化しやすい部類に入ります。
品質が劣化する主な原因に、保管温度、日光、衝撃、酸化が挙げられます。
また出荷から日数が経過するに従い味が劣化します。
このような日数経過や味の変化は鮮度と表現されます。
ただし、酵母が殺菌・濾過されておらず瓶・樽内で再発酵を行う種類のビールは長期保存や「寝かせる」ことが可能で、マイルドで熟成された味わいへの変化を楽しめる銘柄もあります。
・保管場所は暗所で低温、温度変化や振動のない環境が望ましいです。
・開封後はなるべく早く飲みきってしまいましょう。
劣化の原因は大麦由来の酵素LOX(リポキシゲナーゼ)の働きが大きいです。
醸造過程でLOXが劣化因子を作りこれがビールの成分と反応し脂質を酸化させることで渋みや臭みになり泡もちの低下が起きます。

●温度
保管の適温は発酵時と近い温度とされ、これに従うとラガーは10℃以下、エールで15℃ – 25℃くらいが適温となります。
適温の範囲内でも、温度変化を繰り返す条件下では劣化が急激に進みます。
高温では劣化が早く進みますが、低温にしすぎると成分の凝固や濁りが発生し泡もちが悪くなったりします。
また容積増加で内圧が高まるため容器の破裂の恐れがあります。

●日光
紫外線によりホップに含まれる苦み成分イソフムロンが分解、同様にタンパク質に含まれる硫黄分が分解されて発生する硫化水素と合体し、悪臭を発する物質になります。
臭いは「ゴムの焦げたような臭い」「スカンクの悪臭」とも喩えられ、日光臭と呼ばれています。
ビール瓶が茶色や緑に着色されているのは紫外線を防ぐためだが完全には防げません。
また蛍光灯からは微量ながら紫外線が放射されているので、屋内でも陳列や保管条件によって劣化が起きる場合があります。

●衝撃
ビール容器の中は炭酸が過飽和の状態にあり(炭酸飽和)、衝撃が加えられるとバランスが崩れ分離や気泡を生じ味の劣化に繋がります。
また開封時に激しく噴出する原因になります。

●酸化
ビールは空気に触れると急激に酸化し風味が損なわれます。
炭酸が抜けるせいもありますが、同じ発泡性酒類のスパークリングワインと比べると劣化は激しいです。
どうしても飲み残す場合はラップでの密封や、瓶ならばワインストッパーを使用すれば数日程度は持ちます。
ビールをグラスに注いだ際に生じる泡の層には、炭酸が抜けるのを抑え、ビールを空気から遮断し酸化を防ぐ効果があるとする説があります。

医療について

医療

人間の健康の維持、回復、促進などを目的とした諸活動について用いられる広範な意味を持った言葉です。

そもそも何が医療かということに関しては、「生物医学(biomedicine)的な根拠にのっとった近代医療のみを医療と見なす」という立場と、多元的医療システム観に基づき「その社会の一定程度の人に支持された、形式化された〈病・治療・健康〉をめぐる社会的文化的行為」とする立場に大きくわかれていると黒田浩一郎は述べています。その意味では、補完医療、代替医療や伝統医療といった認識はあくまで近代医療をカウンターモデルとして構成されており、前者の立場の変形であると池田光穂の著作では指摘されています。それらを総合したものは統合医療という呼称で呼ばれています。

医療の大分類

医療人類学者のアーサー・クラインマンは、医療は様々なセクターで行われている、として、公的機関などに認定された通常医療(制度医療)や伝統医などによる専門職セクターだけでなく、宗教や伝統などに基づいた民俗セクター、家庭内などの民間セクターでも様々な医療が行われているとしています。
上記の医療現場による分類だけでなく、一方で病因論や身体論の体系に分類の根拠を求める場合があります。
近代医療は、強く制度化されていることもあり、あたかも一枚岩の単一な医療であるという認識が持たれることもあるが、多様な理論の複合体であり、個々の医療従事者による実践も多様性に富んでいます。
近年、通常医療の代わりの医療という意味で「代替医療」、一方で通常医療を補完する医療という意味で「補完医療」という言葉が使われるようになっており、これらは補完・代替医療と呼ばれることも多いです。
そこには伝統医学から民間療法、宗教的実践まで様々な療法が含まれている。補完・代替医療は生命の自然治癒力を活性化させることを目的とし、得意としている、とアンドルー・ワイルは説明しています。 なお「代替医療」という呼称については、「日本では東洋医学が主流医学であるので、この欧米式の表現は日本の状況には馴染まない」と指摘する人もいます。
東アジア諸国では伝統中国医学(東洋医学)を源流と持つ漢方医学や、韓医などの医師が公的に認知された専門職セクターとして受容されており、西洋医療と比較的良好な関係を持っています。
また、欧米においても(後述するように)利用頻度が逆転した状況が続いており、「[要出典]将来的には、西洋医学に ”通常医療”という表現を当てることが、状況にそぐわないものと見なされる可能性がある」と言われることがあります。

医療のセクター区分・分類と、それぞれの場において行われる医療行為が、実際に治療効果があるかどうかは別の問題です。
通常医療でさえ根拠に基づいた医療(EBM)は半分以下しか行われておらず、(特に日本などでは、EBMに必要な大規模調査がそもそもあまり実施されておらず)、実は医局や病院の慣習などといった怪しげなものに支えられており、ある分野の治療法群に対してようやくEBMの調査が行われると、多くの場合、長年医師らによって良いと信じられて用いられてきた”治療方法”(=医師が治療だと信じたがっていた何らかの行為)が、統計的に見れば害する割合のほうが大きいとか、そこまでひどくなくても、実はプラシーボ効果以上の効果は無かった、などと判明することがしばしばです。
通常医療(西洋医学)は、自然治癒力を活性化させることを最も苦手としているとアンドルー・ワイルは指摘しています。 通常医療において使われている概念はせいぜい「免疫」や「恒常性」であり、ふつう医学事典に「自然治癒力」という項目は存在しないといったことは定方昭夫の文献でも指摘されています。
さらに言えば『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン』の記事でフランツ・インゲルフィンガーが「医師がかかわった病気のうち85%は、”自己完結的”(実は医師が関わらなくても、自然に治癒してしまうもの)である」と記しているように、(西洋医学では言語化自体ができないでいるが)実際には人体には明らかに「治癒系」と呼べるものが存在している、と指摘されています。
結局、西洋医学は「循環系」や「消化系」や「神経系」などの系については理解してそれを言語化できているにもかかわらず、その同じ西洋医学が、治癒系については全然理解しておらず[11]、概念化・言語化すらできていない、ということなのです。
例えば医学事典でも「治癒系」という項目すら立てておらず、西洋医学では医学校(医学部)の履修内容でも「解剖学」「内分泌学」「物理学」「化学」などの科目は存在するのに、現に明らかに生体に備わり存在している、病気からの回復を実現しているしくみ(系・システム)について教える科目が最近までただのひとつも存在していなかったと指摘されています。
西洋医学の教育体系では、治癒系がひとつの統合されたシステムとして教えられていません。治癒系のごく一部の機能が(例えば免疫などが)、バラバラの科目の中でバラバラに教えられているにすぎない、というおかしな教育体系になっていると指摘されています。
なお民間セクターや家庭内の医療の場合は、そもそも網羅的統計資料に乏しくその治療実態はあまり明らかになっていません。あくまで網羅的ではなくて、そのごく一部だけを恣意的にピックアップし調べた研究にすぎず代替医療を網羅していないが、著者が恣意的に選び調べた治療についてはほとんど効果が無いとの結論を得て、それを一般化までして「代替医療には一部に効果が期待できるものもあるが、大半はプラシーボ効果以上の効果が期待できない」とまで主張する本が出版され、それをきっかけにして代替医療のみならず医療全般に関する議論を呼んでいます。

日本の看護師

日本における免許区分と教育体制

看護師は看護高等学校(看護科、専攻科の5年間)、看護専門学校、看護短大、大学(看護学部・医学部保健学科など)で養成教育が行なわれ、卒業すると看護師国家試験の受験資格が得られます。実際には卒業見込みの段階で国家試験を受験できるが、最終的にその年度で卒業できなければ、試験で合格点以上を獲得しても不合格扱いになります。一方で国家試験の難度が非常に易しく、その職責と均衡が取れておらず能力の担保に結びついていないという課題もあります。国家試験に合格すると、申請により厚生労働大臣から看護師免許が交付され、看護師としての活動が可能になります。准看護師に対して俗に正看護師(略して正看)と呼ばれることもあります。

自衛隊における看護師養成について

自衛隊では、災害派遣や有事の際に看護要員となる隊員の養成のため、看護師または准看護師を養成する施設を隊内に有しています。
看護師としては自衛隊中央病院で看護学生として養成しているほか、後述の准看護師資格を持った隊員から選抜等を経て看護師として養成しています。

准看護師

准看護師(略称・准看)は准看護師学校(准看護師養成所)あるいは看護高等学校卒業後、都道府県知事試験の受験資格が与えられ、知事試験に合格すると都道府県知事から准看護師の免許が交付されます。
准看護師が日本で設けられている背景には、戦後の看護師不足に対応するための暫定措置という性格があります。看護師には、ますます高度な専門的知識や技術が要求されるようになりつつあり、日本看護協会は、准看護師制度の廃止を希望しているが、幅広い労働条件の看護労働力を求める日本医師会などの要望もあり、検討段階にあります。
厚生労働省の准看護婦問題調査検討会報告では、21世紀初頭の早い段階を目途に看護婦養成制度の統合に努めることを提言しているが、直後に日本医師会は反対意見書を取りまとめています。背景には、准看が正看より安く使える労働力であることが挙げられる。その一方で看護師しか雇用しない医療機関も存在します。
現在、准看護師の養成校は徐々に減りつつあり、2004年から、10年以上の臨床経験のある准看護師を対象に看護師となるための通信制の移行教育が始まり、2006年にはこうした教育を受けた者が国家試験を受験しています。

自衛隊における准看護師養成について

自衛隊では、衛生職種において看護要員を自ら養成する為、准看護師養成所施設を有しています。
准看護師の養成は、陸上自衛隊においては札幌・仙台・富士・阪神・福岡・熊本・別府の各自衛隊病院で、海上自衛隊においては横須賀准看護学院で、航空自衛隊においては、岐阜基地に置かれた自衛隊岐阜病院で養成しています。
養成後の准看護師は、陸上自衛隊においては三等陸曹、海上自衛隊においては海士長、航空自衛隊においては空士長として勤務します。
資格取得後、海上自衛隊では自衛艦への乗り組み、航空自衛隊では航空救難団や航空機動衛生隊に勤務する場合があります。救急救命士も養成取得しており、また救急救命士を取得しない場合、看護師資格を別途取得可能となっています(陸空は選抜あり、海は選抜なし。看護師の階級は二曹)。

看護師の専門性資格

より専門的な能力を有し所定の審査を受けた看護師については、専門看護師、認定看護師として資格認定されます。(詳細については、それぞれのページを参照のこと)
また2004年(平成14年)に医療機関の広告規制が緩和され、2007年(平成19年)4月から看護師の専門性についても広告ができるようになっています。

看護教育体制の諸問題

1989年の「保健婦助産婦看護婦学校養成所指定規則」の改正までは、看護士(現在で言う男性の看護師)に対しては精神科での勤務を想定した教育カリキュラムが組まれていたが、改正後は男女とも同一の教育カリキュラムとなっています。なお、「看護婦」という呼称に端的に示されているように、日本においては長らく「看護は女子の職業である」というイメージが持たれていた影響で、「看護師」と男女共通の呼称が正式に定められた現在でも、看護師の養成施設(大学、短大など)は女子大学や女子短大が多く、男性で看護師を志望する場合、女性に比べて不利な側面が存在します。